肉離れ

　こんにちは。熊本市南区のおはな整骨院南高江院です。

 　今回は大人、子供関係なく起こる肉離れについてお話しさせていただきます。

　これからの時期、学生は中体連や高校総体、社会人の人も大会が多くなってきます。

　練習も最後の追い込みをかけていきます。ふとした時に急に足に痛みが出てくると要注意です！

　捻挫などもありますがそのご紹介はまたの機会に…

　それでは肉離れとはどういったものでしょうか

　・肉離れ

原因

　準備運動を十分に行わなかったり、疲労の蓄積により筋肉の柔軟性が低下している状態で運動を行い、 筋肉の線維を損傷してしまうことで起こります。ふくらはぎや、太ももの裏（ハムストリングス）に多い症状で、殿部などにも発生することもあります。

症状

　痛みが強く、場合によっては立っていられない、一人で歩くことができない場合もあります。筋肉の筋繊維が切れてしまっているため、本来の力を発揮できない状態になっているからです。

切れている為、内出血して痛む場所が黒くなってしまったり、陥没してしまうこともあります。

肉離れになってしまった際重要なのは応急処置になり処置は、以下の4つの手順でおこないます。

1. 安静
   患部をむやみに動かさないよう、タオルや添え木などを当てて固定
2. 冷却
   患部を氷などで冷やし、体温を下げて痛みを抑える
3. 圧迫
   患部にテープなどを巻いて圧迫し、腫れや内出血を抑える
4. 挙上
   患部を心臓より高い位置に保ち、腫れを防ぐ

　肉離れの応急処置には注意点もあります。以下で詳しく見ていきましょう！

　・冷やす際の注意点

　患部を冷やすことは効果的ですが、冷やしすぎると凍傷になる恐れがあるため、冷却時間は20～30分を目安におこないます！
20～30分経ったら冷却を一旦やめて、痛みの度合いを確かめ、痛みが続くようなら、再び冷却をして様子を見ましょう！

また、患部をピンポイントで冷やせるよう、氷や氷水はビニール袋に入れてください。
冷たすぎる場合は、タオルなどでくるんで調整すると良いです！

 　・温めていいのか

　血流が良くなり、症状を悪化させる恐れがあるため、肉離れを起こした場合は、湯船に浸かることは控えてください！
お風呂に入りたい場合はシャワーのみにし、なるべく患部を温めないように注意しましょう！
同様に、大人の皆様の大好きな飲酒も血流を促す行為であり、内出血量が増えると、大きな血のしこりができる恐れもあります。
肉離れをした当日はもちろん、しばらくの間は患部を温める入浴や飲酒は控えてください！

・治療方法

　当院では手技治療や超音波治療、電気調を中心に安静後固まってしまった筋肉をほぐしていく治療から始めていきます。患者様一人一人に合わせた治療を行なっており、適切な治療で自然治癒力を引き出すようにしています。

　ご不明な点がございましたらお気軽に当院にご相談ください！

　　お待ちしております！

　それでは、また次の更新でお会いしましょう！